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離婚を考える時大きな問題の一つに、経済的な問題があります。とくに専業主婦を長く続けてきた妻の場合は、収入のあてが無くなるという現実が迫ってくるわけですから、不安も膨らみます。
夫の場合であっても、家計にどのようなお金がいくらかかるのか、気になる人もいるかと思います。
離婚を決める時は、離婚後にどのような経済的変化が生じるのかを具体的にイメージして、生活設計を考えることが大切です。 |
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離婚を考える時、まず必要なことは離婚後の生活を具体的にイメージできるかです。なんとかなる・とか、感情にまかせて後先考えずに離婚した場合、離婚後に起きる現実に対応できないことになってしまいます。
既に生活の糧を自分で得ている人は問題ないのですが、離婚後に収入を確保する人にとっては、離婚の決断を一時の感情にまかせると大変なことになりかねません。
又、離婚に際し、収入の少ない配偶者への金銭的負担が生じることもあります。
離婚したら、どの程度のお金を何処に負担したらよいのかをあらかじめ知っておく必要があります。
下記は、収入が多い夫が収入の少ない妻に対して負担する場合の一例で、金額の目安は婚姻期間や資産の額、離婚原因などで異なります。
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金額の目安 |
請求の時効 |
養育費 |
月額5〜8万(14歳以下の子供2人で、年収が夫500万・妻100万の場合) |
ケースバイケース |
財産分与 |
100万円以下が多い |
離婚後2年 |
慰謝料 |
200〜400万円
(100万円以下も多い) |
離婚後3年 |
年金分割 |
月額5万円程度(妻が専業主婦で夫が定年退職時の離婚の場合) |
2007年3月以前の離婚には対応できない。 |
婚姻費用 |
離婚成立までの生活費。月6〜8万円(年収が夫500万・妻100万の場合) |
主に別居の時に支払われる。 |
離婚後扶養 |
月額5万円程度
(年収が夫500万程度の場合) |
財産分与や慰謝料に含まれるケースが多い |
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