|
◆肉体関係が伴う場合
不貞な行為とは、「配偶者以外の人と自由意志にもとづいて性的関係を持つこと」をいいます。
要するに、セックスをともなう浮気や不倫などのことです。
これは、日本では一夫一婦制をとっているため、婚姻関係にある夫婦には貞操義務があるとされているからです。
そのため、不貞はその義務に反し、債務不履行または不法行為にあたるのです。
他にも、不特定の相手との売買春行為なども不貞行為となります。
愛情があるかないか、一時的なものか継続しているものかは問われません。
そのかわり、裁判では相手の不貞行為を証明しなければなりません。
ただ、仮に不貞の事実があったとしても、相手が深く反省し、良好な夫婦関係の修復に努力しているような場合は、離婚が認められないこともあります。
◆精神的な恋愛の場合
精神的な恋愛(プラトニックな恋愛)の場合は、法律で認められた5つの離婚の原因にはあてはまりません。
しかし、夫婦の信頼関係がそこなわれるほどの内容であれば、「婚姻を継続しがたい重大な事由」として認められる場合もあります。
・法に定められる離婚原因
スポンサードリンク
離婚原因の統計と申し立ての動機 離婚原因の統計では、「性格が合わない」という理由が男女ともにトップです。 妻からの申し立てのほうが全般的に多いのですが、申し立ての動機としては、「「異性関係」「酒の飲みすぎ」「性的不調和」「浪費「精神的な虐待」「生活費を渡さない」・・・などがあげられます。 ・離婚の現状(データ)
スポンサードリンク
|
|
|