|
母子家庭・父子家庭といった一人親家庭への支援は、各自治体でさまざまな制度を設けています。
これは、共通制度もありますが、自治体によって充実度や内容が異なるので、離婚後の住所地での支援制度を調べておくことが重要です。
問合せ先は、市区町村役場や保健福祉事務所などです。
ここでは、いくつかの制度の概要を解説しています。 スポンサードリンク
◆医療費助成制度
満18歳までの子ども(中程度の障害がある場合は満20歳未満)をもつ親と子どもの保険診療費のうち、自己負担分の助成が受けられます。所得制限あり。
◆所得税・住民税の軽減
所得税には寡婦控除、寡夫控除があります。給与所得者は勤務先に申告しますが、その他の人は確定申告します。
問い合わせは税務署です。
◆ホームヘルパーの派遣
小学生以下の児童がいる一人親家庭の、親または児童の一時的なけがや病気で、家事や育児などの日常生活の援助が必要な時、ホームヘルパーを派遣してくれる制度です。
◆公営住宅の当選率の優遇
都営住宅や市営住宅などに応募する時、当選率の優遇措置があります。
◆JR通勤定期券の割引
児童扶養手当や生活保護を受けている世帯の世帯員が通勤にJRを利用しているときは、通勤定期券を3割引で購入できます。
他にも、上下水道の減免や公営交通の無料パス、レジャー施設や国民宿舎などの利用料金の助成などといった、優遇制度が設けられています。
・児童扶養手当制度の改正について ・離婚するときの年金基礎知識 ・健康保険制度の概要 ・母子家庭の支援・保護・保障について ・父子家庭のみなさまにも児童扶養手当が支給されます
スポンサードリンク
|
|
|